写真は2016年6月10日、韓国の江華島周辺の中立海域で、韓国海軍が違法操業の中国漁船を追い払った (Photo by South Korean Defense Ministry via Getty Images)

中国漁船の違法操業、海上民兵の役目も 韓国、国家安全保障の観点から対応

中国漁船は、南太平洋、韓国との係争地域である黄海で長年にわたり違法操業を行ってきた。 最近、尹錫悅(ユン・ソクヨル)韓国大統領は国家安全保障の観点から韓国海洋警察に中国漁船への強い対応を求めた。

中国の漁船は「海上民兵」として行動し、中国海軍や海洋警察と協力して世界の違法漁業のグレーゾーン戦術を駆使して領土紛争をあおることで、各国に警戒感を与えている。

韓国の尹錫悅大統領は9日、仁川で韓国海洋警察西海五島特別警察隊の3005哨戒艦に乗り込み、カニ漁の最盛期における中国漁船の違法操業の取締状況を視察した。中国漁船の違法操業に対しては、「韓国の水産資源を守るだけでなく、国家安全保障の観点からも強力に対応すべきだ」と強調した。

▶ 続きを読む
関連記事
金正恩がプーチンへの書簡で「無条件の支持」を表明した。韓国大統領の訪中直後というタイミングもあり、中国のネット上では「米国を恐れてすり寄ったのではないか」と揶揄する声が相次いでいる
韓国の李在明大統領が訪中を経て13日に来日。経済修復を狙う訪中では中国の「離間工作」に直面したが、足元では日韓の政府・与党間交流が加速している。奈良での首脳会談を前に、日米韓連携の現在地と課題を展望する
韓国大統領の訪中。北京は韓国を日米韓の枠組みから引き離そうと楔を打ち込むが、北朝鮮問題での無策や技術盗用の懸念が壁となる。経済協力の裏に潜む情報流出のリスクと、揺れる東アジア情勢を分析
北朝鮮が4日早朝に弾道ミサイル2発を発射。防衛省は変則軌道の可能性を指摘。韓国大統領の訪中や党大会を控えた軍事力誇示の狙いがあると見られ、日米韓で警戒を強めている
北朝鮮の共産主義政権が米国との核外交再開を検討する党大会を前に、非弾道ミサイルが飛行した