売れない中国EVが大量に滞留 駐車場と化した欧州の港
ヨーロッパの港湾地帯は、中国からのEVの大量輸入により、実質的に巨大な「駐車場」と化している。
業界関係者によれば、販売の減少と輸送能力の不足が背景にあり、中国のメーカーは市場支配を目指して輸出を加速しているという。しかし、この動きが港の輸送効率を大幅に低下させ、物流の問題を深刻化させている。
アントワープ・ブルージュ港の港湾局は、「ディーラーが港の駐車場を倉庫代わりに利用するケースが増えており、自動車がディーラーによって保管されることなく、直接ターミナルで受け取られることが多い」と述べている。
関連記事
中国の債務はGDPの300%を超え、限界に達しつつある。だが、この経済減速は軍事的野心の縮小を意味しない。資源保有国であるカナダなどの西側諸国は、中国の台頭の盲信や中国崩壊という極端な見方を排し、戦略的備えが必要だ
サッカー中国代表はW杯出場枠拡大の恩恵を受けられず低迷。過剰投資ではなく政治介入や統制体制が成長を阻害し、草の根文化の欠如が根本原因と指摘する
中国で企業の過去帳簿や領収書、資金の流れに対する税務調査が強まっている。土地収入の減少に直面する地方政府が、税務調査や罰金、非税収入で財政不足を補おうとしているとの見方が出ている
米国と欧州連合(EU)が中国に関税を課すなか、中国共産党政権は新たな輸出市場を模索することになる
中国による海外オンライン証券への規制強化は、香港市場の流動性を奪い、投資家の資本逃避をさらに加速させる恐れがある。インサイダーリスクや、暗号資産・大手銀行への資産避難など、広がるチャイナリスクを解説