昨年、国家の転覆をあおった罪に問われて逮捕された中国の著名な元人権弁護士・余文生氏とその妻の許艷氏の息子・余鎮洋氏(19歳)がこのほど、再度自殺未遂をしたことがわかった。写真は中国の著名な元人権弁護士・余文生氏(右)とその妻の許艷氏(左)、間にいるのは夫婦の息子の余鎮洋氏。(中国のネットより)

中国の人権派弁護士の息子、両親への弾圧でうつ病を患い自殺未遂=中国

昨年、「騒動挑発罪」に問われて逮捕された中国の著名な元人権弁護士・余文生氏と妻の許艷さんの息子・余鎮洋さん(19歳)がこのほど、再度自殺未遂をしたことが分かった。

余鎮洋さんは中共による両親への厳しい弾圧を目の当たりにしたことで、長年うつ病を患い、1年前には高校を中退した。余鎮洋さんは過去半年の間、鎮静剤(うつ病の薬)を過剰摂取して3度にわたり自殺を試みていた。いずれも他の人が引き止め、一命を取り留めたものの、家族は彼を入院治療させる方向で動いている。

匿名希望の情報筋がエポックタイムズに対して明かしたところによると、「現在、家族は北京政府に対して、最低生活保障などを申請しており、承認が下りれば余鎮洋さんは精神病院への入院治療が可能になる。余文生夫婦の財産は凍結されており、余鎮洋さん自身には収入がないため、もし承認が下りなければ、親族は高額な医療費を負担できない」という。

▶ 続きを読む
関連記事
米商務省はインド、インドネシア、ラオスからの太陽光発電部材に対し高率な反ダンピング・相殺関税を最終決定した。中国企業の迂回輸出を阻止し国内製造業を保護する狙いだが、過剰在庫を巡る貿易摩擦は激化している
中国の輸出急増と貿易黒字拡大を受け、米欧など世界的な反発が強まっている。関税逃れのためのサプライチェーン迂回や見せかけの脱中国化が進む中、過剰生産を世界に押し出す中国の経済モデルへの圧力が本格化している
G20で際立った各国の「対中包囲網」。安価な輸出攻勢や人民元の過小評価に対し、世界が突きつける厳しい視線と協調の課題、そしてかつてのプラザ合意の再来を模索する国際社会の動向を読み解く
中国共産党の工作員が、米AI「Claude」を悪用して法輪功学習者やNTD、宗教指導者らを組織的に監視していたことがAnthropicの報告書で判明。AIの安全対策をすり抜け、大量の調査調書を作成していた実態に迫る
現在、中国に足を踏み入れた者、とりわけ華人は、拘束されたり「有罪」とされたりする可能性がある。その時点で何をしたかだけが理由になるとは限らず、何年も前の言動やインターネット上の投稿が問題とされる可能性もある。