参考写真(ツネオMP / PIXTA)

これらの改正は、危険な国際保健官僚制への扉を開くことになる

新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって、世界保健機関(WHO)とそのパートナーたちは、前例のない知名度と、世界中の公衆衛生法と政策を形成する途方もない「ソフト」パワーを手にすることができた。WHOはこの1年余り、世界規模で公衆衛生上の緊急事態を宣言し、管理する権限を強化・拡大するために突き進んできた。

この統合のための主要な手段は、WHOパンデミック協定と、既存の国際保健規則(IHR)の広範囲にわたる改正である。IHR改正案と新しいパンデミック協定の最終決定目標は2024年5月である。

パンデミック協定と国際保健規則の改正案がもたらす正味の効果は、国際的に調整されたバイオ・サベイランス体制を築くために必要とされる法的・財政的基盤を構築し、世界各地で発生する公衆衛生上の脅威に対して国際的な対応を指揮・調整するという、WHOの権限を大幅に強化することである。

▶ 続きを読む
関連記事
性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する理解増進法「基本計画」の閣議決定を機に、性多様性のあり方が議論されている。しかし、個人の尊重と同時に、数千年にわたり人類文明を支えてきた「伝統的家族」の意義も見落としてはならない。その根基を今こそ見つめ直す
2026年6月19日は旧暦の端午の節句。中国から伝わり、日本独自の「男の子の節句」へと発展したこの祝祭には、屈原や伍子胥、そして武士道にも通じる「忠義と品格」を次世代へ繋ぐという、先人たちの願いが込められている
イラン戦争の予備的和平合意を徹底検証。オバマ時代の融和策とは一線を画し、圧倒的な軍事力でイランの核野望を挫いたトランプ政権の成果を解説する。国内外の的外れも含む様々な批判を退け、真の中東情勢の地殻変動に迫る
走り続ける日常を少し止め、自分にとっての「十分」を見つめ直してみませんか?「知足・断捨離・旬」という3つの視点から、衝動に惑わされず、一人の人間として日々の暮らしを丁寧に愛おしむヒントを綴ります
世界最大の輸出国が人為的に安い通貨を維持するなか、西側諸国の経済はいつまで持ちこたえられるのだろうか