EU、UNRWAに5000万ユーロ支援 一部は保留
Gabriela Baczynska Andrew Gray
[ブリュッセル 1日 ロイター] – 欧州連合(EU)の欧州委員会は1日、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)に対し、予定していた8200万ユーロの支援枠から5000万ユーロ(5400万ドル)を支給すると発表した。だがUNRWAのスタッフ12人が昨年10月のイスラム組織ハマスによるイスラエル奇襲に関与した疑惑が浮上したことを受け、残る3200万ユーロの支給は保留した。
一方で欧州委は、イスラエルとハマスの戦闘で「悲惨な状況」に直面している民間人を支援するため、今年のパレスチナに対する全体の支援枠を6800万ユーロ増額する方針を示した。
欧州委は保留した3200万ユーロの支援枠について、疑惑によって判明した問題へのUNRWAの対応を踏まえた上で、2回に分けて1600万ユーロずつ支給するとしている。
関連記事
英スターマー首相をめぐり、労働党内で辞任や退任時期の明示を求める声が拡大している。英メディアは、クーパー外相ら閣僚も退任を促したと報じた
トランプ氏が年内のトルコ・中国訪問を電撃表明。カタールから贈られた新大統領専用機を背に、世界の勢力図を揺るがす「大国外交」への野心を語った。9月の習近平氏訪米を控え、次なる一手は何か
欧州議会は6月16日、国境を越えた弾圧に対抗するための決議を採択。中共による海外での監視活動に焦点を当てている
英国がロシアへの新たな制裁を発表。対象には「影の船団」や、軍事援助を提供する中国企業、制裁逃れを支える金融ネットワークが含まれる
欧州連合(EU)の立法府議員らが、権威主義的政権が海外の標的を沈黙させようとする「越境弾圧」への対抗措置強化を訴えた。最新の報告書は、中共政権、ロシアなどを主要な実行国として名指しした一方、数十もの政府が海外の反体制派を追っていると指摘している