2月16日、第17回日韓軍縮・不拡散協議が東京で開催された(2023年 ロイター/Issei Kato)

第17回日韓軍縮・不拡散協議開催 連携強化へ

2月16日、東京において、第17回日韓軍縮・不拡散協議が開催された。今回の協議の開催は、昨年5月に続くものとなる。

北川克郎外務省軍縮不拡散・科学部長と、韓国の尹鍾權(ユン・ジョングォン)韓国外交部原子力・不拡散外交企画官がそれぞれ代表を務めた。 

今回の協議では、軍備管理・軍縮、不拡散や原子力の平和的利用分野における現下の主要な国際的課題について幅広く意見交換を行った。今後も両国間で同分野に関する協議を継続していくことで一致した。両者は、北朝鮮の核・ミサイル問題を始めとして、日韓両国が一層緊密に連携して対応していくことを改めて確認した。

関連記事
石破茂首相は、15日から始まるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席する予定。日中、日米、日米韓の […]
政府は、米大統領選でトランプ氏とハリス氏のいずれが当選されても日米同盟の重要性は変わらないとしている
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
中国共産党に対して強硬な姿勢を示してきた垂秀夫前駐中国大使は以前、都内の会合で「中国共産党と中国国民は違うというアプローチを中国共産党が最も嫌う」と指摘。民主派の中国人が東京に集まっている現状についても見解を述べた。
邦人男児刺殺事件について、中国共産党は容疑者の動機などについて日本側が情報共有を求めるも、口を閉ざしたまま。事件の真因とは何なのか。