「まるで要塞」…堅牢な東海第二発電所の安全対策を取材
日本原子力発電の東海第二発電所(茨城県東海村、東海第二)の安全対策工事を23年末に取材した。大規模工事によって、発電所の安全が高まっている。1月の能登半島地震では、北陸電力志賀原発について、何も起きていないのに「危険だ」と訴える声が挙がった。原子力やエネルギー問題について、一部の人のリスク感覚がおかしくなっているのではないかと疑問に思ってしまうような出来事だ。工事の進捗とその影響について詳述し、リスクと日常生活との関連性を掘り下げたい。
東海第二では、原子力規制委員会が2013年に作った新規制基準に対応し、巨大構造物がいくつも作られていた。この基準は東日本大震災からの教訓を基に、安全性の向上を図るものだ。事業元の日本原電は、今年9月の完工を目指している。
東海第二は1978年11月に運転を開始した。出力110万キロワットの発電能力と大きな発電能力を持つ沸騰水型原子炉(BWR)だ。原子力規制委員会は原子炉の運転期間を原則40年としていたが、この原発は安全対策の計画を出して60年までの運転を認められている。
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