(ヒロコロ / PIXTA)

金属を含む星が高速で銀河系を飛び出したことを発見

ある研究で、地球から約2000光年離れた場所に、時速200万マイル近い速さで銀河系から飛び出している奇妙な星を発見しました。 金属を大量に含み、太陽のように大部分が水素やヘリウムの普通の星とは大きく異なります。 一体どのようにして形成されたのでしょうか?

ハッブル望遠鏡と Transiting Exoplanet Survey Satellite (TESS) が収集したデータを基に、コードネーム「LP 40-365」と呼ばれるこの星が、銀河系から高速で飛び出しているだけでなく、急速に回転していることを発見しました。 表面の明るさのパターンから、9時間に1回の割合で自転していると推定されています。 ちなみに太陽の自転は約27日に1回です。

分析の結果、LP 40-365はもう一つ、金属の含有量が多い特徴があることがわかっています。 主任研究者の一人であるボストン大学天文学助教授のJJ・ヘルメス氏は、「LP 40-365は、これまでに科学者が発見した星の中で、最も金属含有量が豊富な星の一つである」と述べました。 太陽のような星はヘリウムと水素が豊富で、超新星爆発を起こした星のみが金属元素を多く含みます。

▶ 続きを読む
関連記事
がん再発への不安から食事を制限しすぎると、筋肉まで失われることがあります。体力と回復力を支える食べ方を見直します
街角のハトは、ただの迷惑な鳥ではありません。肝臓で方角を読み、人の顔を覚え、絵画も見分ける驚きの能力を紹介します
ストレスやトラウマは、体の緊張や呼吸に残ることがあります。体の感覚から心の回復を支えるソマティック療法を解説します
教室にスクリーンが増えるほど、子どもは本当に学びやすくなるのか。教師との対話、紙で考える時間、学力低下の関係を見直します
大英博物館で公開された名画『女史箴図』。単なる女性への戒めではなく、天地の理や人倫の調和、そして愛や情を永く保つための「節度」と「内面の美」を描いた本作から、現代の家庭にも通じる真の生き方を読み解く