写真はイメージ。ドローン(Joe Raedle/Getty Images)

FBIとCISA、企業に中国製ドローンの使用中止求める

連邦捜査局(FBI)とサイバーセキュリティ・インフラセキュリティ ー庁(CISA)は17日に発表したメモと報告書の中で、米国の重要インフラの所有者や運営者は、セキュリティ上のリスクから中国製の無人航空機システム(UAS)を使用しないよう警告した。

CISAのインフラセキュリティ担当エグゼクティブアシスタントディレクターのDavid Mussington氏は報告書に添付されたメモの中で「中国製UASの使用は、米国の国家安全保障、経済安全保障、公衆衛生と安全を危険に晒す機密情報を暴露する可能性がある」と指摘。「組織から知的財産や機密データを盗み出そうとする中国(共産党)の積極的なサイバー作戦に “緊急の注意 “を払わなければならない」と述べた。

米国では中国製ドローン、特に中国に本拠を置く世界最大手DJI(大疆創新科技)のドローンが問題視されている。2020年12月、商務省は中国共産党(中共)政権の人権侵害に加担しているとして、DJIを輸出管理対象とする「エンティティーリスト」に追加した。2022年には、米国防総省がDJIを、米国で直接または間接的に活動している「中国軍の関連企業」リストに加えた。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ政権がイランやベネズエラには軍事行使する一方、北朝鮮には外交を優先する理由を専門家が分析。核保有の有無が米国のリスク判断と「力の均衡」をどう変えたのか、現代の核抑止力の最前線を解説
米軍は、イラン上空で撃墜されたF-15ストライクイーグル戦闘機の搭乗員である米空軍兵2人目の救出に成功した。
トランプ氏が、ホルムズ海峡の封鎖を続けるイランに対し「48時間以内に開放しなければ地獄を見る」と猛告。世界の石油供給の要所を巡る緊張は極限に達し、米イスラエルによる軍事作戦で原油価格も急騰している
NASAは、月面基地建設や予算再配分による探査加速を鮮明にした。トランプ氏の主導で米国は、中国との宇宙覇権争いで圧倒的優位に立ち、月の戦略的支配を狙う
トランプ政権は4月3日、2027年度予算案を議会に提出し、国防費を大幅に増額して1兆5千億ドルとした。これは第2次世界大戦後で最高水準となる