カナダのアルバータ州では1月12日以来、極寒の気候が続いている。 官僚らは、政府のグリーンエネルギー計画を非難している(LARS HAGBERG/AFP via Getty Images)

再生エネルギーに疑問符 カナダ 大寒波で電力ひっ迫 

1月12日以来、極寒の気候が続いているカナダのアルバータ州では、12日、最低気温がマイナス40度に迫り、送電網からは連日停電の可能性があるとの警告が出されている。

カナダの大草原地帯のアルバータ州、サスカチュワン州、マニトバ州の官僚らは、政府のグリーンエネルギー計画を非難している。そして彼らは、SNS上で、気温急下降のとき、風力発電のような再生可能エネルギーだけでなく、天然ガスや石炭火力にも頼れなくなると述べた。

カナダ通信が報じたところによると、12日に電力会社がひっ迫警報を発した直後、アルバータ州のダニエル・スミス州首相は電力システムを守るために節電するよう市民に呼びかけた。

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