1月3日、ディビエンドラ・シン・ジャドーン氏(30)の仕事は、インドの映画・テレビ業界向けに人工知能(AI)ベースの視覚効果や合成音声の作成に忙しい。写真は2013年、インドのラジャスタン州の州選挙で投票する女性(2024年 ロイター)

焦点:広まるディープフェイク動画、アジアでは選挙への影響に懸念

[3日 トムソン・ロイター財団] – ディビエンドラ・シン・ジャドーン氏(30)の仕事は、インドの映画・テレビ業界向けに人工知能(AI)ベースの視覚効果や合成音声の作成に忙しい。そこへ、政治家からの電話が入るようになった。AIを利用した、いわゆるディープフェイク動画を彼らの選挙運動用に作れないかという問い合わせだ。

昨年11月にはジャドーン氏の地元ラジャスタン州で激戦となった地方選挙があり、今年5月には国政選挙を迎える。同氏が経営する企業「ザ・インディアン・ディープフェイカー」にとってはビジネスチャンスだ。だが、ジャドーン氏の表情は冴えない。

「ディープフェイク動画の技術は今や非常に優れている。たいした手間もなく、リアルかフェイクか判別できない動画があっというまに完成する」

▶ 続きを読む
関連記事
ミレイ大統領は第81回国連総会で演説し、WHOから脱退する方針を表明した。パンデミック時に各国で実施された政策を「科学を装った社会的統制の世界的な実験」と批判し、国際機関による国家や個人への統制に反対する姿勢を鮮明にした
トランプ米大統領は9月22日、国連総会に合わせてウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談した後、米国とイランの代表団が同日、3時間にわたって会談したと明らかにした。
オーストラリア軍のF35戦闘機の部品が、修理のため米国へ輸送される途中、不可解にも香港へ経路を変更されていたことが分かった。最新の情報によると、機密性の高い技術情報に関わる可能性がある部品は、中国共産党(中共)当局に留置されている。
習近平が米首都ワシントンに到着。習が滞在するホテル周辺には抗議者が集結し、「共産党は退陣せよ」「習近平は退陣せよ」と訴えた。ホテル周辺は厳戒態勢となった
トランプ米大統領が、習近平を異例の歓迎。米中首脳会談では台湾、レアアース、軍備増強、イラン支援など、両国の核心問題が議題となる見込みだ。