2023年11月の報告書では、労働者虐待の疑いのある商業漁船の4分の1が中国国旗の下で航行していたことが判明している (Photo credit should read RICHARD A. BROOKS/AFP via Getty Images)

レポート:中国漁船が強制労働のトップ加害者に

新しい調査によると、中華人民共和国は漁船での強制労働を世界中で最も多く行っている国となっている。

ワシントンD.C.に本拠を置く金融透明性連合(Financial Transparency Coalition)による報告書「Dark webs: Uncovering those behind forced labour on commercial fishing fleets(仮訳 ダークウェブ:商業漁船団の強制労働の背後にある人々を暴く)」は、公海または他国の200海里の排他的経済水域内(EEZ)で操業する船舶に焦点を当てている。 2023年11月の報告書では、労働者虐待の疑いのある商業漁船の4分の1が中国国旗の下で航行していたことが判明している。

国連国際労働機関の2022年の「Global Estimates of Modern Slavery(仮訳 現代奴隷制度の世界推計)」報告書は、世界中で12万8,000人の漁師が船上で強制労働に囚われていると推定している。 しかし、この数字は「問題の全容をかなり過小評価している可能性が高い。 職場が隔離されているため、被害に遭っている漁業者と連絡を取ることが困難になっている一方、海上での作業に伴う極度の脆弱性と影響のリスクにより、漁業者側が虐待の報告や議論をためらう可能性がある」と同報告書では述べられている。

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