鋼管をトラックに積み込む準備をする中国の鉄鋼作業員 ( STR/AFP/Getty Images)

内需低迷で余剰在庫を輸出 主要品目70%が値下げ販売

中国の経済が低迷する中、輸出業界は厳しい競争にさらされ、内需の低迷により、企業は余剰在庫を低価格で海外に売却し、この1年で主要輸出商品の70%が値下げ輸出されている。

中共(中国共産党)税関総署が12月12日に公表した貿易統計速報では、11月のドル建ての輸出額は前年同月比0.5%増となり、7か月ぶりに増加した。主要貿易相手国である米国への輸出額が増加したのは、2022年7月以来初めてだ。

輸出総額がわずかながら増加した主な理由の一つは、値下げ商品の割合が増えたことだと考えられている。

▶ 続きを読む
関連記事
米国が7月13日にイランの港湾と海運に対する海上封鎖を再開して以来、イランの海上輸出は深刻な打撃を受け、中国の買い手がスポット市場で購入できる原油が急速に枯渇している。
中国共産党(中共)財政部のデータによると、2026年上半期の国有土地使用権譲渡収入は9778億元にとどまり、前年同期比31.5%減少した。2021年上半期に記録した最高水準と比べると、すでに7割以上縮小している
ティム・ホートンズ中国事業は、2019年の進出以降黒字化できず、累積損失は約33億元(約700億円)に達した。第2四半期の売上高は前年同期比21.7%減、既存店売上高も17.8%減となった
中国の若者の間で、カメラやドローン、ブランド品などを購入せずレンタルする消費が広がっている。利用が急増する一方、7月の小売総額の伸びは0.6%にとどまり、内需拡大への影響も注目される
中国で高級ブランドの販売が急減した。7月は主要25社の売上高が10%超減少。海外資産への課税・資本規制強化、株価や不動産価格の低迷が富裕層の消費を冷やしている。