豪大手港湾運営会社、サイバー攻撃で操業停止 数日中に復旧か
Renju Jose
[シドニー 13日 ロイター] – オーストラリアの大手港湾運営会社がサイバー攻撃を受け大規模な操業停止を余儀なくされた問題について、豪政府は13日、復旧に向け「順調に進展」しており、数日以内に解消される可能性があると説明した。
DPワールド・オーストラリアは、サイバー攻撃の影響により、10日からメルボルン、シドニー、ブリスベン、西オーストラリア・フリーマントルのコンテナターミナルの操業が停止しているとしている。
豪政府のサイバーセキュリティーコーディネーターであるダレン・ゴールディ氏はABCラジオで「同社は数週間ではなく数日で解決すると報告している。今朝確認したところ復旧作業は順調に進んでいるようだ」と語った。攻撃がどの組織の犯行なのかは把握していないという。
豪では昨年末からサイバー攻撃が増加しており、政府は2月に規則を改正しハッキングへの対応を調整する機関を設立したばかりだった。
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