EU、ユーチューブとTikTokに未成年保護策の説明要求 月内に
[ブリュッセル 9日 ロイター] – 欧州連合(EU)の欧州委員会は9日、違法・有害コンテンツから未成年を保護する対策について、米アルファベット傘下の動画投稿サイトユーチューブと中国系短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」に11月30日までに回答するよう求めたと発表した。
EUの新規制「デジタルサービス法(DSA)」は大手IT企業に対し、特に未成年向けの有害・違法コンテンツ対策の強化を求める内容で、アルゴリズムによる機能の透明性を高めることなどを義務付けている。違反すれば売上高の最大6%の罰金が科される。
ロイターは8日、EUのブルトン欧州委員(域内市場担当)が近くユーチューブとティックトックに対し、未成年保護策の詳細な説明を求めると伝えていた。
グーグルとティックトックはコメント要請に応じていない。
欧州委は「(両社からの)回答の評価に基づき、委員会は次のステップを検討する」としている。
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