11月2日、岸田文雄首相(写真)は政府与党政策懇談会で、総合経済対策について補正予算で13.1兆円、定額減税などと合わせて17兆円前半になると発表した。写真は3月、都内で代表撮影(2023年 ロイター)

「デフレ完全脱却」へ経済対策、岸田首相 補正で歳出追加13.1兆円と表明

[東京 2日 ロイター] – 岸田文雄首相は2日の政府与党政策懇談会で、今夕閣議決定する総合経済対策に伴う一般会計分の歳出追加額が13.1兆円になると表明した。裏付けとなる2023年度補正予算案を速やかに編成し、「できる限り早期の成立を目指す」と述べた。対策を「デフレ完全脱却のための総合経済対策」と位置付けることも新たにわかった。

対策では、所得税などの定額減税による「還元策」や関連経費を合わせて17兆円台前半程度と想定している。国・地方の歳出や財政投融資を含めた財政支出としては21.8兆円の規模で、事業費は37.4兆円となる。

一方、特別会計の追加額は1.2兆円となる。対策決定後に23年度補正予算案を編成し、月内の成立を目指す。

▶ 続きを読む
関連記事
財務省が7月22日に発表した6月分の貿易統計速報によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は4069億円の赤字となり、2か月連続の赤字となった。輸入額は11兆3359億円で、比較可能な1979年1月以降の570か月で過去最高を更新した
米国のAI半導体大手エヌビディアは7月16日、日本政府や国内産業界の支援を受け、Noetra株式会社と連携し、世界初となる国家規模のAIインフラ「AIファクトリー」を立ち上げると発表した
金融庁と東京証券取引所は、企業の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目的とするコーポレートガバナンス・コードの改訂を最終決定した。2015年の導入以来、日本の企業統治改革を支えてきた同コードを再編し、形式的な対応にとどまらない実質的なガバナンスの強化を企業に求める
米特許訴訟で約370億円の支払いを命じる陪審評決を受け、キオクシア株がストップ安に急落した。同社は評決を容認できないとして、控訴を含む法的措置を講じる方針である
クレジットカード決済代行の全東信が破産し、加盟店への未払いは約53億円に上る。制度上、決済代行業者への監督が不十分な点が浮き彫りとなり、政府は相談窓口や資金繰り支援を開始。規制強化の是非も議論されている