米国の限界を試す中国共産党
中東の状況は混沌としている。ハマスを支える背後の勢力として、イラン、ロシア、中国共産党(中共)の動きは注目の的である。最近、中共はこの状況の中で2つの主要な行動をとった。
中東に6隻の戦艦を派遣し、ハマスやイランへの公然たる支援を明示している。同時に、中共は南シナ海で挑発的な事件を2度起こした。意図的にフィリピンとの衝突を引き起こし、中共の戦闘機は南シナ海上空で米国の爆撃機に接近して追尾した。これは米国とフィリピンの対応、また米国が3つの地域での衝突への対応が可能かを試すものと見られる。このような中で、中共が推進する「百年の大変革」は重要な局面にあると考えられる。
イスラエルとハマスとの間の対立がエスカレートする中、中共は中東へ2つの護衛艦隊を派遣した。その中には、052Dミサイル駆逐艦「淄博」、ミサイルフリゲート「荊州」、補給艦「千島湖」の第44護衛隊、そして052Dミサイル駆逐艦「烏魯木齊」、ミサイルフリゲート「臨沂」、補給艦「東平湖」の第45護衛隊が含まれている。
関連記事
ヴィクター・デイヴィス・ハンソン氏がイラン情勢の終焉を鋭く分析。米国の軍事的優位と経済封鎖に対し、窮地のイランが取る生存戦略とは。中間選挙を控えたトランプ政権の思惑と、激化する膠着状態の結末を予測する
中国が進める「軍民融合」の実態を解説。商船をミサイル艦へ転換する「中大79」や、戦車を輸送する大型フェリー、さらに「海上民兵」という民間を装う準軍事組織の脅威など、偽装される海上戦略の深層に迫る
世界保健機関(WHO)のパンデミック対策の目玉として鳴り物入りで進められてきた「パンデミック協定」の最終合意が、またも合意不達のまま延期となった。この事は何を意味するのか
日本の象徴である富士山の山頂で、中国人観光客が突然、中国国旗を振りかざした。これに対してアメリカ海兵隊員と推測される人物が日本国旗を振り返した事がXで議論を読んでいる。この出来事から現代中国人の言動に大きな影響を与えている中国共産党文化の毒素が現れている
IMFが中国経済の危機を分析。共産主義の統制が壁となり、国民の消費が進まない歪んだ構造を指摘しています。なぜハイテク投資ばかりで生活が楽にならないのか? 中国が抱える「イデオロギーと経済」の矛盾を解説