ロシア自動車販売、9月は前年比約150%増 中国勢がシェア伸ばす
[4日 ロイター] – 調査会社オートスタットによると、9月のロシア自動車販売台数は前年同月比148.6%増加した。中国勢が市場シェアを伸ばし2022年の大幅な落ち込みから回復が続いた。
ロシアの自動車産業は海外からの投資、設備、部品に大きく依存していたことからウクライナ侵攻を巡る西側の制裁で大きな打撃を受け、昨年の新車販売は59%減少。また、多くの海外メーカーがロシア市場から撤退した。
オートスタットは提携するコンサルティング会社PPKのデータを引用し、9月の販売台数が11万0358台だったと発表した。前年同月は4万4398台だった。
国内大手アフトワズの「ラーダ」が首位。市場シェア上位10ブランドのうち7ブランドを、長城汽車、奇瑞汽車、吉利汽車など中国勢が占め、撤退した西側勢に取って代わった。
関連記事
「包括的戦略パートナーシップ条約」締結など露朝関係が強化される中、中朝関係には隙間風が吹いている。元来、露中朝関係の内実はどうなのだろうか。金正日元総書記が亡くなる前に金正恩氏に「誰を信じても良いが、中共だけは信じるな」と言ったとされる。
EUの消費者保護機関は違法販売で中国ECプラットフォーム「Temu」に是正を要求している。応じなければ罰金の可能性もある。
スペイン東部を中心に10月末に発生した集中豪雨で、1日までに200人以上の死亡が確認された
欧州連合(EU)は29日、31日から中国製EVに45%の関税を導入すると発表した。中国からの安価なEVによる市場の不均衡を是正することを目的としている。
NATOのルッテ事務総長は28日、ロシアに派兵された北朝鮮軍部隊がロシア・クルスク地域に配備されたことを確認したと明らかにした。米国防総省は、北朝鮮が戦闘に加わった場合、米国はウクライナによる米兵器の使用に新たな制限を課さないと発表した。