9月19日、イランのライシ大統領は国連総会で演説し(写真)、2015年の核合意を復活させるために米国は「善意と決意」を証明すべきだと述べた(2023年 ロイター/Mike Segar)

イラン大統領、核合意再建へ米国は「善意と決意を」 国連演説

[国連 19日 ロイター] – イランのライシ大統領は19日、国連総会で演説し、2015年の核合意を復活させるために米国は「善意と決意」を証明すべきだと述べた。

米国など主要6カ国とイランは2015年、イランの核開発を制限して対イラン制裁を解除する核合意をまとめたが、米国のトランプ前政権が18年に合意からの一方的な離脱を表明して制裁を再開した。これに反発したイランも合意に違反して核開発を進めている。

ライシ師は演説で「核合意から離脱することで米国は約束と誠実の原則に違反した。米国は善意と決意を示すべきだ」と強調した。

▶ 続きを読む
関連記事
イラン最高指導者ハメネイ師の次男が、ロンドンの「億万長者通り」に1億ポンド超の不動産を隠匿していたことが発覚。制裁を逃れ、国家収益を海外へ流出させた疑いがあり、米財務省も資金追跡を強化する方針だ
米国とイランの間の緊張が続いている。2月1日、米海軍の駆逐艦1隻が紅海に進入した。一方、イランは同日から戦略的要衝ホルムズ海峡で「実弾演習」を開始した。
サウジアラビアの国防相のハーリド・ビン・サルマーン王子は米国政府がイランに対して軍事攻撃を行わなければ、イランの強硬姿勢を助長することになると警告した
ロシア製攻撃ヘリ「Mi-28NE」の受領により軍備を増強するイラン。国内外で緊張が高まっており、対米関係の悪化や国内での大規模な反政府デモ、人権問題が深刻化している
トランプ大統領がイランへの軍事攻撃を検討する中、米空母打撃群が中東に到着した。対するイランは1千機の新型ドローンを配備。安価な大量の無人機による「飽和攻撃」が米艦隊の脅威となる緊迫の情勢を追う