教皇特使が異例の訪中、ウクライナ協議のため 中国外務省も発表
[北京 13日 ロイター] – 中国外務省は13日、バチカン(ローマ教皇庁)との間に正式な国交がないにもかかわらず、教皇特使のマッテオ・ズッピ枢機卿がウクライナ紛争解決に関する協議のため訪中すると発表した。
中国とバチカンの関係が冷え込んでいる中、教皇特使を迎えることは重要な意味を持つとみられている。バチカンは欧州で唯一台湾と外交関係を持つ。
中国外務省によると、李輝ユーラシア事務特別代表がズッピ枢機卿と会談する。イタリア紙は李強首相にも会う可能性を伝えている。
バチカンは12日、ズッピ枢機卿が13─15日の日程で中国を訪問すると発表した。
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