報告書では中国の国有防衛産業が、制裁対象になっているロシアの国有防衛産業に対し、ナビゲーション装置、通信妨害装置、移動式レーダーシステム部品を含めた軍民両用(デュアルユース)関連製品を供給していると述べている。 (Photo by ANATOLII STEPANOV/AFP via Getty Images)

中露連携は自由社会への脅威 戦略的にウクライナ侵攻を利用する中共 

欧米諸国がロシアによるウクライナ侵攻に対して制裁を続ける一方で、ロシア寄りの中国共産党(中共)は同国に対して経済的、軍事的支援を続け、今や決定的な影響力を握っている。

米連邦下院外交委員長、マイケル・マッコール氏(共和党・テキサス州)は1日、メディアの取材に対し「第二次世界大戦以降、欧州と太平洋地域に対するこれほどまでに大きな脅威を私は見たことがない」

「習近平とプーチンの協力は、自由社会に対する大きな脅威だ」と、中露間の協力に対して懸念を示した。

▶ 続きを読む
関連記事
ホワイトハウスは、実務調整の遅れからヴァンス副大統領のスイス訪問を延期すると発表した。トランプ大統領らが署名した暫定合意(MOU)に基づき、海上封鎖は解除されたものの、今後の核交渉の先行きは不透明だ
欧州議会は6月16日、国境を越えた弾圧に対抗するための決議を採択。中共による海外での監視活動に焦点を当てている
G7首脳は17日、各国が重要鉱物の輸出を一方的に制限したり、報復として規制を科したりしていることへの「強い懸念」を表明する声明を発表した。専門家は、中共が世界を脅迫する最大の経済的カードを失うことになると指摘している。
英国がロシアへの新たな制裁を発表。対象には「影の船団」や、軍事援助を提供する中国企業、制裁逃れを支える金融ネットワークが含まれる
トランプ米大統領が半導体産業の米国回帰を強調した。学者は、「米国の台湾見放し」と捉えるのは早計、中国に依存せず、民主主義国家を中心としたサプライチェーン再編が進んでいると指摘