米大統領、G20で中国首相と接触 関係安定など協議
[ハノイ 10日 ロイター] – バイデン米大統領は10日、20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が開かれたインドの首都ニューデリーで中国の李強首相と会ったと明らかにした。インドネシアでの昨年のG20サミットで習近平国家主席と会談して以降、ここ10カ月前後で最もハイレベルの接触となった。
バイデン氏は訪問先のベトナムで記者会見し、「インドできょう、(習氏の)ナンバー2と会った」と述べた。安定や南半球について話し合ったとし、「対立的では全くなかった」と語った。
また、米経済は世界で最も強いと強調した一方、中国については世界経済の低迷や国内政策が原因で成長が鈍化していると指摘。不動産部門の問題や高水準の若年失業率に言及し、中国経済の状況を「危機」と表現した。その上で「(習氏は)今、手いっぱいだ」と述べた。
関連記事
米国がフィリピン軍に1300万ドル相当の最新海上ドローン4機を供与。南シナ海で中国の強硬姿勢が続く中、長期間の海域監視や「グレーゾーン活動」への対抗能力を強化する
米司法省は、暗号資産投資詐欺やサイバー詐欺で得た資金の移転や洗浄を支援していた疑いで、カンボジアを拠点とする匯旺集団関連のクラウドサービスのアカウントを差し押さえた
17日、日本人の男女9人を含む外国人17人が特殊詐欺関与の疑いで現地当局に拘束されたことが分かった。ラオス警察当局が22日に発表
人権団体は、タイ・ミャンマー国境付近にあるミャンマー側の詐欺拠点では、なお5300人以上が拘束されているとし、救出を求めた
新たなグローバル秩序を目指すモスクワの押し進めにもかかわらず、米国の経済的、軍事的、外交的パワーは、台頭するライバル諸国のそれを依然として大きく上回っている