9月5日、台湾の蔡英文総統は、アフリカで唯一外交関係のあるエスワティニ(旧スワジランド)を訪れ、台湾は自信を持って世界と関わり続け、世界のためになる力であることを示すと述べた。台北で8月8日撮影(2023年 ロイター/Carlos Garcia Rawlins)

台湾総統、エスワティニを訪問 アフリカで唯一外交関係

[台北/ムババネ 5日 ロイター] – 台湾蔡英文総統は5日、アフリカで唯一外交関係のあるエスワティニ(旧スワジランド)を訪れ、台湾は自信を持って世界と関わり続け、世界のためになる力であることを示すと述べた。

中国が自国の領土であると主張する台湾は、現在13カ国としか正式な外交関係を結んでいない。

台湾の代表団は、エスワティニ国王のムスワティ3世と会談した後、3つの覚書に署名した。

エスワティニ外務省によると、台湾は女性の起業支援基金の設立に100万ドルを提供することを約束した。

蔡総統は5日から7日まで、エスワティニの独立55周年と台湾との外交樹立55周年を記念してアフリカ南部の同国を訪問している。

蔡氏は、他国を経由せず直接エスワティニに向かった。前回、同国を訪問したのは2018年で、今回は王美花経済部長(経済相)が同行している。

台湾はエスワティニに多額の援助を行っている。

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