AIロボット。2019年5月15日撮影 (Ben Stansall/AFP via Getty Images)

「中国AIはスパイツール」…日本含む「レッドチーム」で脅威に対抗を=報告書

日本を含む民主主義国家は、セキュリティの脆弱性を検証する「レッドチーム」を設置するなどして、中国が開発したAI製品やソフトウェアに対抗する必要があるーー。オーストラリア戦略政策研究所(ASPI)は中国共産党(中共)によるスパイ活動などを念頭に、同国が開発したAIに対して警鐘を鳴らす報告書を発表した。

ASPIのシメオン・ギルディング氏が発表した報告書「De-Risking Authoritarian AI(仮邦訳:独裁的なAIのリスク軽減)」は、「AIを活用した産業製品や消費者向けサービスを通じて、外国(政府)による遠隔での大規模な干渉、スパイ活動、破壊工作が行われる」可能性があると警告した。

ギルディング氏は報告書のなかで「民主主義とルールに基づく国際秩序を乱す中共は、人権を犠牲にして自国の政治的・社会的安定を強化するために日常的にAIを利用している」と指摘。

▶ 続きを読む
関連記事
第81回国連総会の開幕に合わせ、NYで法輪功学習者が集会を開催。中国国内での長期にわたる迫害の実態や、海外にまで及ぶ国境を越えた弾圧の停止を求め、穏やかな煉功とともに国際社会へ訴えかけた
「消えた文化財はどこへ?」実名告発した中国市民の焼肉店に、行政5部門が計15回の検査。店はついに休業した。告発への報復なのか
中国北部で新型コロナ変異株「PJ.2.1」による重症者が急増しているとの証言が出ている。中国のウイルス学者は、内部データで突然死も増えていると明かし、当局による情報統制の実態を語った
中国を揺るがしたワクチン不正から8年。「ワクチン女王」に無期懲役。製造記録の改ざん、巨額賄賂、ちらつく「権力とカネ」
中国で長い列ができるのは「病院、米国大使館、そして信訪局」ともいわれる。最後の望みをかけて政府に訴えに来た人々。最後の訴え先で行き場を失った陳情者たち。その絶望は、どこへ向かうのか