<森永康平氏が語る>制御失い不況に突入する中国経済 向かう先は「失われた10年」以上の窮境か
経済に手を突っ込んで管理しようとするものなら、一旦歯車が外れて変な方向に動き出すと、より悪化しやすくなる。
ーー中国は7月に若年失業率の公表を取りやめた。「失われた10年」に突入しつつあるのか。
かなり厳しい状況だと思う。中国は社会主義国であり、当局による経済活動への規制は厳しく、かなり手を突っ込んでいる。今までは当局がなんとかコントロールしてきたと思うが、今はその歪みが少しずつ表面化しているようだ。日本の「失われた10年」と同じようになるとの意見もあるが、むしろ日本よりも酷いことになる可能性があるのではないか。
関連記事
少子化の進行が、世界を「保守化」させるという驚きの予測。リベラル層に比べ保守層の出生率が高いというデータに基づき、将来の人口構成が政治に与える衝撃を、ジョージ・オーウェルの警告を交えて解き明かす
習近平による軍の粛清が、台湾侵攻の計画に与える影響を分析。指揮官追放による実戦能力の低下、兵站の不備、経済制裁のリスク、米軍の抑止力を詳述し、強行軍が共産党崩壊を招く危険性を指摘する解説記事
中国当局は、国内経済における需給バランスの不均衡を是正する必要性を認めながらも、結果としてその問題を悪化させるような政策を選択している
AIの急速な普及は、私たちの生活を便利にする一方で、人間の判断や尊厳をどこまで機械に委ねるのかという根源的な問いを突きつけている
トランプ氏の4月訪中計画に対し、習近平政権の深刻な内情から「時期尚早」と警鐘を鳴らす。軍高官の相次ぐ粛清による統治不全や、公約不履行の歴史を指摘し、今行けば独裁を助長しかねないという