8月上旬、洪水に見舞われた湖北省で泥をかき出す市民 (Photo by JADE GAO/AFP via Getty Images)

中国北部の洪水 被害拡大、支援不足に憤る中国国民

報道によると、台風トクスリ(台風5号)により7月から8月初めにかけて中国北部で記録的な洪水が発生し、貯水池の容量が超え、少なくとも60人が死亡、150万人以上が避難したという。

この洪水は、車、橋、家屋、生計手段を押し流すなど、壊滅的な被害をもたらした。 多くの住民は、中国共産党当局が低地の治水区域の人口密集地に洪水を迂回させることで被害を拡大させたと主張し、住民の怒りが広がっている。 ガーディアン紙によると、避難民のうち約100万人は三方を北京と接する河北省の住民だという。

以前の洪水では、洪水管理対象地域はほぼ無人の地域だった。 しかし2017年、習近平中共総書記は中国周辺の湿地帯を「雄安新区」として開発し、政権に新たな官僚主導の都市を建設することを推進した。 ディプロマット誌によれば、習主席は国家レベルのこの地域の面積をニューヨーク市よりも広くするつもりだったという。

▶ 続きを読む
関連記事
中国広西で、68歳の男性と知的障害のある女性の間に9人の子供がいるとする動画が公開され、生活実態や身元を巡りネット上で議論が広がった。現在、関連する動画や投稿は中国のインターネット上から削除されている
中国共産党は、同党の政権奪取前の中国社会を「万悪の旧社会」と形容し、同党が統治する現在の社会を美化しようとしているが、歴史的資料や証言からその定型句の虚偽性が見えてくる。中には、元国家主席・劉少奇の息子の衝撃的な証言もある
中国では旧正月を前に、多くの人が帰省して家族と過ごすのが習慣である。しかし各地では、賃金の未払いで帰省できない出稼ぎ労働者が各地で見られる
最新の研究によると、中共は新たに「逆向きのファイアウォール」を設け、海外から中共政府の公式サイトへのアクセスを制限していることが分かった
習近平が国民に寄り添う姿勢を示す慰問動画で、清掃作業員は一日十数時間労働すると明かした。習近平の発言は逆効果で、批判を呼んでいる