8月上旬、洪水に見舞われた湖北省で泥をかき出す市民 (Photo by JADE GAO/AFP via Getty Images)

中国北部の洪水 被害拡大、支援不足に憤る中国国民

報道によると、台風トクスリ(台風5号)により7月から8月初めにかけて中国北部で記録的な洪水が発生し、貯水池の容量が超え、少なくとも60人が死亡、150万人以上が避難したという。

この洪水は、車、橋、家屋、生計手段を押し流すなど、壊滅的な被害をもたらした。 多くの住民は、中国共産党当局が低地の治水区域の人口密集地に洪水を迂回させることで被害を拡大させたと主張し、住民の怒りが広がっている。 ガーディアン紙によると、避難民のうち約100万人は三方を北京と接する河北省の住民だという。

以前の洪水では、洪水管理対象地域はほぼ無人の地域だった。 しかし2017年、習近平中共総書記は中国周辺の湿地帯を「雄安新区」として開発し、政権に新たな官僚主導の都市を建設することを推進した。 ディプロマット誌によれば、習主席は国家レベルのこの地域の面積をニューヨーク市よりも広くするつもりだったという。

▶ 続きを読む
関連記事
中国・広西チワン族自治区で豪雨被害が拡大している。横州市の六藍ダム決壊をめぐり、当局は死者39人、行方不明者9人と発表したが、複数の地元村民は大紀元に対し、実際の死者数は千人規模に上る可能性があると証言した
小売はマイナス、自動車販売は16%減、不動産投資は16.2%減――。中国経済の悪化が止まらない。米中経済安全保障調査委員会は、中共が掲げる今年の成長目標「4.5~5%」も未達に終わると分析している。
中国・広西で洪水により養殖場が破壊され、約900匹のヘビが逃走。コブラ流出の懸念も広がり、住民の咬傷被害が発生、1人が死亡。産業への影響も懸念されている
中国広西で豪雨とダム決壊により大規模洪水が発生。貴港市の学校では1万人超の教職員と学生が孤立し、物資不足や避難遅れが深刻化。毒蛇流入の報告もあり、救助体制の不備が浮き彫りとなっている
中国当局が今度は「ダンス配信」まで規制。服装やダンスの動き、投げ銭の仕組みまで管理対象に。「健全化」の名目で、ネット統制は娯楽分野にも広がっている