8月16日、ロイター/イプソスの最新の調査によると、米国の成人の半数近くが中国系短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の利用禁止を支持している。写真はティックトックのロゴと米国旗のイメージ。6月撮影(2023年 ロイター/Dado Ruvic)

米国民の半数近くがティックトック禁止を支持=ロイター/イプソス調査

[ワシントン 16日 ロイター] – ロイター/イプソスの最新の調査によると、米国の成人の半数近くが中国系短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の利用禁止を支持している。調査は国家安全保障と中国を巡る懸念についても聞いた。

中国IT大手の字節跳動(バイトダンス)が所有し、数千万人の米国民が利用しているティックトックは、中国政府の影響力に対する懸念から米議員の全面的な利用禁止を求める声に直面している。

調査では回答者の約47%が、ティックトックの米国での利用禁止を「少なくともある程度は支持する」と答え、36%が禁止に「反対」、17%が「分からない」と答えた。

共和党支持者の58%、民主党支持者の47%がそれぞれ禁止を支持した。

調査はまた、米中関係がここ数十年で最低水準にまで落ち込んでいる状況で、中国の世界的影響力に対する米国民の深い懸念を浮き彫りにした。

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