焦点:アマゾンの違法金採掘、水銀汚染で生態系に深刻な脅威
[ロスアミーゴス生物学ステーション(ペルー) 5日 ロイター] – ある日のペルーのジャングルで、4人の科学者が小さなネズミを捕獲器に入れて麻酔をかけ、背中からやさしく毛を抜く作業に取り組んでいた。採取した毛はロスアミーゴス生物学ステーションの研究所に運ばれ、このネズミが金採掘に伴う水銀汚染の新たな犠牲者かどうか、調査されるのだ。
ロスアミーゴスはペルー南東部マドレ・デ・ディオス地域の熱帯雨林に位置する。小規模な金採掘の中心地で、約4万6000もの業者が操業している。
そこで行われている違法採掘やほとんど規制がない形での採掘による水銀汚染が、アマゾン熱帯雨林で生息するさまざまな哺乳動物に悪影響を及ぼしている実態が今、冒頭で触れたネズミの毛の入手などによる世界初の幅広い研究調査を通じて、解明されつつある。ロイターは、この調査の暫定的な結果内容を入手することができた。
関連記事
カナダが中国製EVへの関税を引き下げ、輸入拡大が見込まれるなか、専門家が車載データの流出、遠隔操作、電力網へのサイバー攻撃、国内自動車産業への影響など安全保障・経済両面のリスクを指摘
ブラジル大統領選の第1回投票で、フラビオ・ボルソナロ氏が47.2%を得票し、現職ルーラ大統領を上回った。世論調査の予測を覆す結果となり、両氏は10月25日の決選投票で対決する
ブラジル大統領選で、ルラ大統領とボルソナロ上院議員が激突。焦点は国内の経済政策だけではない。米中、どちらとの関係をどう築くのか。レアアースなど重要鉱物も絡み、南米の地域大国の選択が世界に影響を与える
ベネズエラ各地で数百人がデモ。ノーベル平和賞受賞者のマチャド氏の帰国と大統領選実施を要求した。同氏は今年7回帰国を試みたが、実現していない
ルビオ米国務長官は9月10日、南米3カ国歴訪の最終地ペルーでフジモリ大統領と会談した。麻薬対策や移民、貿易に加え、中共による南米での影響力拡大への対抗姿勢を示した