パキスタンの裁判所は8月5日、汚職の罪でカーン前首相に禁錮3年を言い渡した。写真は同日、ラホールのカーン氏自宅前で判決に抗議する人々(2023年 ロイター/Mohsin Raza)

パキスタン前首相、汚職の罪で禁錮3年判決

[ラホール/イスラマバード(パキスタン) 6日 ロイター] – パキスタンの裁判所は5日、汚職の罪でカーン前首相に禁錮3年を言い渡した。判決後、カーン氏は警察に身柄を拘束され、イスラマバード郊外のアトック刑務所に移送された。

法律専門家によると、11月に実施される見通しの総選挙にカーン氏が出馬できなくなる可能性がある。

カーン氏は、在任中に外国の政府関係者から受け取った贈答品を違法に売却した罪に問われていた。

カーン氏の所属政党、パキスタン正義運動(PTI)は5日、判決を不服として上訴したと発表した。

カーン氏はPTIが公開した録音済みの声明で、支持者らに平和的な抗議活動を呼びかけた。

カーン氏の報道官によると、弁護士は6日、カーン氏と連絡が取れていないという。

また、5日以降、PTIの支持者100人以上が抗議活動を行おうとして逮捕されたという。

当局は逮捕を確認していない。

関連記事
「包括的戦略パートナーシップ条約」締結など露朝関係が強化される中、中朝関係には隙間風が吹いている。元来、露中朝関係の内実はどうなのだろうか。金正日元総書記が亡くなる前に金正恩氏に「誰を信じても良いが、中共だけは信じるな」と言ったとされる。
フィリピンのフェルディナンド・マルコス大統領は8日、南シナ海での領有権問題に対応するため、新たな法律「海域法」に署名した。
入札では新幹線技術に基づき、安全性や信頼性を強調する一方で、長期的なインフラ整備や持続可能な発展に重きを置いていた日本の提案は、短期間での建設が完了することや安価な資金提供条件を提示した中共の提案に敗北した
インドネシア政府は、中国通販サイトTemuのアプリ削除をAppleとGoogleに要求。この措置は地元中小企業を保護する目的で、不健全な競争とされる低価格ビジネスモデルに対抗。地元業者に圧力をかけるTemuに対し、さらに中国のShein削除も計画中と発表。TemuもSheinも商品の価格破壊もそうだが、有事の時は保存されたクレジットカード情報などが転売されて無効になるとかの、混乱もまねく手段に悪用される可能性が高い。
インドは中国共産党主導のRCEP参加を拒否。透明性欠如と国益への不一致が理由。RCEPはASEAN10か国と中国、日本、韓国、豪州、ニュージーランドで構成されるが、インドは2019年に参加を撤回した。