8月2日夜半、緊急の避難勧告を受けた河北省保定市の住民は前代未聞の大脱出を敢行した。だが市外へ出る高速道路の料金所では通常通り料金を徴収。その影響により、料金所までの道で大渋滞が発生した。写真は渋滞の様子。(SNS投稿動画よりスクリーンショット)

避難勧告で逃げ出す住民、高速の料金所で大渋滞 原因は「通常通りの料金徴収」=中国 河北

先月末より続いた豪雨のため、北京市・天津市・河北省では大規模な洪水が頻発している。ダム放水を事前通知されなかった涿州市(河北省保定市の県級市の一つ)では、住民が避難する間もなく市内の広い範囲で水没。取り残された住民は、2階の窓枠にしがみついたまま夜を明かし救助を待つなどの危機的な状況になった。

8月1日深夜(2日未明)緊急の避難勧告を受けた河北省保定市の住民は、前代未聞の大脱出を敢行した。

保定市の住民は突然の避難通知に驚き、パニックに陥るなか、ともかく涿州市のような事態を避けるため、自家用車に家族を乗せて市外へ出ることを急いだ。ところが、向かった高速道路の料金所では、通常通りの手順で1台ずつ料金を徴収したため、料金所までの道で大渋滞が発生した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国で広がる粛清の嵐、習近平の身内や浙江派も調査の標的に。SNSまで調べる異常な忠誠審査と、サインを拒み自己保身に走る中共官僚の闇
中国で医療事故で生後5か月の娘を亡くした遺族が警察署に居座り抗議。全国から支援者が駆けつけ、一つの家族の訴えが大きな広がりを見せている
中国で盗撮が産業化。映像は売買され、脅迫や金銭要求に悪用されることも
トム・コットン米上院議員は、越境決済企業Airwallexへの中国系資本の投資について、対米外国投資委員会に国家安全保障上の調査を求めた。米国人の個人データが中国側に渡る可能性に懸念
中共による臓器収奪を扱ったドキュメンタリー『国家の臓器』をめぐり、高雄市議会が超党派で支援決議を可決。中共の越境弾圧や「ロングアーム管轄」に反対する姿勢を鮮明にしました。