希望が見えない中国 中小企業主が脱出中
家族が古代の徽州で起源を持つ小さな企業主、胡徳旺氏は、徽商(安徽省出身)の厳しい状況でも耐え忍び、努力し続ける大胆な精神を受け継ぎ、19歳で深セン市や温岭市で働き始めた。
彼は二度にわたり起業し、始めの段階ではいずれも希望に満ちているように見えたが、事業が少し順調になると、すぐに中共の政策による妨害に遭った。彼はこれらの事から完全に無抵抗でいることを余儀なくされ、今年の6月にロサンジェルスに脱出した。
若き頃から香港や台湾の企業で働いた胡徳旺氏はその才能と努力が認められ、わずか数年で他の人が7~8年かかる職位に昇進し、広い人脈と経験を積んだ。
関連記事
中国の鉄鋼業は不動産不況やインフラ投資減速により縮小傾向。2025年までに鉄鋼輸出が5割減少すると指摘している
中共が誇示してきた「一帯一路」は行き詰まりを見せており、世界の少なくとも14か国で労働者への賃金未払いが発生していると指摘されている。
キヤノンは、中国・広東省中山市にあるプリンター工場を事実上閉鎖した。日中関係が急速に冷え込む中、同工場の生産停止は中国からの生産移転と戦略的撤退の象徴として受け止められている
中国経済の悪化が続く中、多くの若者が失業や低賃金に苦しみ、親の援助に頼って生活している
かつては国際資本の非常に人気のある投資先であった中国市場は、現在では高リスクの環境とみなされている。