授業を受ける中国の小学生。2020年9月、北京にて撮影。本記事とは関係ありません。(Photo by Kevin Frayer/Getty Images)

どこまで横行する中国の腐敗 小中学校「裏口入学」の枠が、SNSで公然と販売される

今日の中国では、社会のあらゆる場面で深刻な腐敗が横行している。そのようななか、学校関係者が個人的に保護者から賄賂を受けとり、小中学校の募集定員のうち「一定の枠」を販売する、いわゆる「裏口入学」は以前から存在していた。

もちろん正規の生徒募集ではなく、多くのケースで収賄がからむので、従来は密かに行われていたことである。しかし、それが今では、公然とネット上で「広告」を出すほど露骨になっているのだ。

しかもこの事実を暴露する記事を掲載したメディアに対して、市教育局から直接「削除指示」が出されていたこともわかった。教育界のあまりの腐敗ぶりに、保護者の間では嘆きの声が広がっている。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の手抜き工事は有名だが、ここまでとは。住宅の壁や手すりを指で押すと崩れ、中から白い発泡材が現れる動画が拡散。安全は本当に守られているのか。
中国の空で、また異様な光景が現れた。四つの太陽、赤い空、竜の影。人々はなぜ、そこに「時代の終わり」を重ねてしまうのか。
米軍がベネズエラのマドゥロ大統領を電撃拘束したとの報を受け、中国共産党が「斬首作戦」への極度の恐怖に陥っている。地図から中南海が消え、地下施設が稼働。動揺する北京の現状と米国の抑止力を詳述
米軍によるマドゥロ氏拘束は、中国の外交・経済的影響力の限界を露呈させた。巨額融資や軍備提供による北京の西半球戦略は、トランプ版モンロー主義を掲げる米国の実力行使により、崩壊の危機に瀕している
中国を代表する博物館・南京博物院で、名画流出疑惑に続き、香炉の変色や金製彫像の異変が話題に。本当に文化財は守られているのか、不信が広がっている