授業を受ける中国の小学生。2020年9月、北京にて撮影。本記事とは関係ありません。(Photo by Kevin Frayer/Getty Images)

どこまで横行する中国の腐敗 小中学校「裏口入学」の枠が、SNSで公然と販売される

今日の中国では、社会のあらゆる場面で深刻な腐敗が横行している。そのようななか、学校関係者が個人的に保護者から賄賂を受けとり、小中学校の募集定員のうち「一定の枠」を販売する、いわゆる「裏口入学」は以前から存在していた。

もちろん正規の生徒募集ではなく、多くのケースで収賄がからむので、従来は密かに行われていたことである。しかし、それが今では、公然とネット上で「広告」を出すほど露骨になっているのだ。

しかもこの事実を暴露する記事を掲載したメディアに対して、市教育局から直接「削除指示」が出されていたこともわかった。教育界のあまりの腐敗ぶりに、保護者の間では嘆きの声が広がっている。

▶ 続きを読む
関連記事
7月28日、M7.1、最大震度7の令和8年熊本地震が発生した。同日は、1976年の中国唐山大地震から50年の節目に当たる。公式発表まで3年以上を要した死者数を巡る疑惑や、発生前に相次いだ地震予報、47万人を救ったとされる「青龍奇跡」を振り返る
ファウチ氏の日記1100ページが公開され、コロナ起源論争が再燃。「市場は発生源ではなく感染拡大の場」との記述も
「30分で街が水没」住民は今年も「予告なしのダム放流」と訴えた。なぜ毎年、同じ悲劇が繰り返されるのか
中共は、海外信託への資産移転、運用益、清算益を課税対象とする新ルールを発表。税率は20%で、過去の未納分も90日以内の申告を求める。香港の保険商品にも課税が広がると指摘
中共第21回党大会を前に、高官の摘発が加速している。2026年上半期に処分された省・閣僚級以上の幹部は74人に上り、前年同期の2倍を超えた。専門家は、相次ぐ処分によって官僚の間に不満や動揺が広がっているという