「浮き橋」を撤去した後の川。以前、ここを無理に渡ろうとして、多くの水難事故が起きた。(中国のネットより)

「善意が、なぜ有罪に?」 自費でかけた橋、それは村民の安全のためだったが=中国 吉林

「勝手に川に浮き橋をかけ、通行料を徴収した」。そんな罪状を問われて、吉林省白城市の村民・黄徳義氏とその友人や親族、計18人が有罪判決を受けた。この事件が今、中国世論の大きな反発を招いている。

この「浮き橋」とは、黄氏とその親族、友人などの協力者が、自腹で費用を出し合って中古の小船を買い集め、それらを溶接してつなぎ「一つの橋」にしたものである。

黄氏一家が、この川に「浮き橋」をかけたのは2014年。きっかけは、川を渡ろうとした親友の溺死だったという。黄氏とその協力者は、自腹で13万元(約260万円)を投じて橋をかけたが、橋を利用する村民に対して、強制的に通行料を徴収したわけではない。

▶ 続きを読む
関連記事
米軍がベネズエラのマドゥロ大統領を電撃拘束したとの報を受け、中国共産党が「斬首作戦」への極度の恐怖に陥っている。地図から中南海が消え、地下施設が稼働。動揺する北京の現状と米国の抑止力を詳述
米軍によるマドゥロ氏拘束は、中国の外交・経済的影響力の限界を露呈させた。巨額融資や軍備提供による北京の西半球戦略は、トランプ版モンロー主義を掲げる米国の実力行使により、崩壊の危機に瀕している
中国を代表する博物館・南京博物院で、名画流出疑惑に続き、香炉の変色や金製彫像の異変が話題に。本当に文化財は守られているのか、不信が広がっている
年末の上海。公園で露宿していたとみられる男性が死亡した。動画のコメント欄に並んだのは「朱門酒肉臭、路有凍死骨」。古い言葉が、いまの現実と重なっている
日本では、運が悪ければ上から落ちてくるのは鳥のフンくらい。だが中国ではスケールが違う。包丁にハサミ、レンガ、さらには糞便まで。上を向いて歩く理由が、そこにある。