現在米国では、女子競技の公平性と安全性を確保するという観点から、テキサス州やフロリダ州を含む22の州で生物学的な男性が女子競技に参加することを禁じている。 いくつかの州の中には拒否権を覆し同様の法案が成立した州もあり、ノースカロライナ州も拒否権を阻止する可能性がある. ノースカロライナ州のロイ・クーパー知事 (Photo by Chip Somodevilla/Getty Images)

男性選手の女子競技参加禁止法案に拒否権発動 米ノースカロライナ州知事

米ノースカロライナ州ロイ・クーパー知事(民主党)は5日、生物学的な男性が女子競技に出場することを禁じる法案に拒否権を行使した。法案は州議会で超党派の支持を得ていたものの、クーパー氏は「政治的な文化戦争を煽る必要はない」と断じた。

法案HB574は「生徒の性別は、出生時の身体的特徴と遺伝子のみに基づいて認識される」とし、中学から大学においての女性競技に生物学的な男性の参加を認めてはならないと定めていた。

クーパー氏は拒否権を行使した理由について「極めて少数の弱い立場の子供たちに対して、広範で無知な決定を下す」ことによって、政治的な「文化戦争」を煽ることになると主張した。また、法案は「州の評判と経済を傷つけるだけでなく、公正でも必要でもない」と強調した。

▶ 続きを読む
関連記事
昨年、大規模な火災に見舞われた米ロサンゼルスの高級住宅地の跡地で中国系資本の土地取得が急増。現金購入が主流となり、住宅価格高騰や供給逼迫を招く中、安全保障やデータ流出への懸念も広がっている。
100万ドル支払うことで米永住権取得できる「ゴールド・カード」ビザ制度について、これまでに承認された申請は1人だけで、ほかの数百人は審査中だという
米国が中国共産党(中共)による先端技術の窃取に対し、法的な反撃に乗り出した。下院外交委員会は22日、半導体製造装置の中国への流出を防ぐ複数の輸出管理法案を正式可決した。
米軍がイランの港湾を封鎖し、イランの財政は崩壊寸前に追い込まれ、中共への石油輸送も不可能となっている。これに対し、中共はいかなる動きに出るのか。
米連邦最高裁は1日、アメリカで生まれた全ての子供に市民権を与える出生地主義を制限するトランプ氏の大統領令の合憲性について口頭弁論を行う。トランプ氏は出生地主義は中国の富裕層らの特権であってはならないと指摘した