6月23日、 米司法省は、麻薬鎮痛剤「オピオイド」の一種「フェンタニル」の原料となる化学物質を違法に取引したなどとして中国の化学メーカー4社と個人8人を起訴したと発表した。写真はフェンタニルの包。シカゴ・オヘア空港の米税関・国境取締局で2017年11月撮影(2023年 ロイター/Joshua Lott)

米、フェンタニル原料の違法取引で中国企業・個人を起訴

[ワシントン/ニューヨーク 23日 ロイター] – 米司法省は23日、麻薬鎮痛剤「オピオイド」の一種「フェンタニル」の原料となる化学物質を違法に取引したなどとして中国の化学メーカー4社と個人8人を起訴したと発表した。

フェンタニルの原料製造に関わったとして米国が中国企業を起訴するのは初めて。フェンタニルは中毒性が強く、米国で薬物過剰摂取の問題に拍車をかけている。

起訴された企業は米国に大量のフェンタニルを持ち込むメキシコの麻薬組織に原料を販売したとされる。このうち1社と幹部3人はフェンタニルの密売、原料輸入、マネーロンダリング(資金洗浄)の罪に、残る3社と個人はフェンタニル製造・流通の共謀罪に問われた。

▶ 続きを読む
関連記事
米国で不法移民の逮捕者数が過去最多となった。8月は5万925人に上り、3か月連続で前月を上回った。トランプ政権は不法滞在者への取り締まりを強化し、国外退去を進めている
米保守系論客チャーリー・カーク氏(31)が銃撃され死亡した事件で、ユタ州の裁判所は1日、タイラー・ジェームズ・ロビンソン被告(23)を州法が定める殺人罪の中で最も重い「加重殺人罪」で公判に付すことを決めた。有罪となれば、死刑を言い渡される可能性がある。
幼少期の難病を食事で克服した創業者が、独自の分散型配送網で米国の有機食品流通を変革する「アズール・スタンダード」の軌跡。土壌再生と食の安全に懸けた一家の不屈の挑戦を描く
米カリフォルニア州の古書店が、AI関連とみられる大口注文を拒否した。書籍を裁断・スキャン後に廃棄する手法に反対し、累計5千ドル超の売り上げを手放しても、本を読者の手へ届ける信念を貫く
米郵政公社が郵便投票の新規則を施行。11月の中間選挙に適用される。本人確認の強化に、民主党系24州などが「州の権限を侵害する」と反発し提訴。トランプ政権の選挙改革をめぐる対立が激化している。