(左) ハウス監督・説明責任委員会の議長であるジェームズ・コマー(共和党、ケンタッキー州)が2023年5月10日、ワシントンでジョー・バイデン大統領の家族に対する調査の予備的な結果を発表する記者会見を開催。(Chip Somodevilla/Getty Images); (右) FBI長官クリストファー・レイが2023年5月10日、ワシントンで、大統領の2024年度の予算要求に関する上院歳出小委員会で証言。(Olivier Douliery/AFP via Getty Images)

FBI バイデン贈収賄疑惑文書渡さず  共和党、議会侮辱公聴会開始へ

ジェームズ・コマー議員(共和党)は、FBIがジョー・バイデン大統領が贈収賄を行ったとする文書を提出しないことに対し、共和党は議会侮辱公聴会を開始する意向だと表明した。

下院監視・説明責任委員会のコマー委員長は5月3日の書簡で、チャック・グラスリー上院議員(アイオワ州)とともに、「信頼性の高い内部告発を受けた」ことを明らかにした。FBIが保持している内容は「当時の副大統領ジョー・バイデン氏と外国人との間の贈収賄計画を記述した非機密の記録」に関するものである。

その後、FBIのクリストファー・レイ長官は、その文書が存在することを確認したが、文書に関する上院共和党との対立が激化している中、委員会に公開を拒否している。

▶ 続きを読む
関連記事
米政府監査院(GAO)の分析で、オバマケア補助金に社会保障番号の不正利用や死亡者の名義悪用が多数確認され、数十億ドル規模の損失が生じている可能性が明らかになった
FBIのパテル長官が、児童救出、スパイ網摘発、殺人率の大幅低下など就任後10か月の成果を語った。フェンタニル密輸やアンティファ資金、焼却予定の機密文書発見など最新状況も明らかに
次期米大統領選の鍵を握るZ世代。彼らは傍観者ではなく、困難な経験から育まれた切迫感と多様な意見で政治を動かし始めている。既存政党は彼らの「言葉」を理解し、対応できるのかを問う
2021年1月6日のアメリカ議事堂襲撃事件前夜、コロンビア特区でパイプ爆弾を設置したとされる男が約5年ぶりに逮捕された
デル・テクノロジーズのマイケル&スーザン・デル夫妻が、トランプ政権の「インベスト・アメリカ」構想に62.5億ドルを寄付。2500万人の子供に初期預金250ドルを提供