日米防衛相会談が1日都内で開かれ、冒頭で浜田靖一防衛相は、日米同盟の役割や任務の分担、今後の方向性などを協議したいと述べた。写真は栄誉礼を受ける浜田防衛相(左)とオースティン米国防長官(右)。6月1日、東京で撮影(2023年 代表撮影)

日米防衛相会談、同盟の役割・今後の方向性を協議と浜田防衛相

[東京 1日 ロイター] – 日米防衛相会談が1日都内で開かれ、冒頭で浜田靖一防衛相は、日米同盟の役割や任務の分担、今後の方向性などを協議したいと述べた。米国の核抑止力を含む拡大抑止にかかわる活発な議論の強化も必要で、オースティン米国防長官と議論したいと強調した。

浜田防衛相は「北朝鮮が弾道ミサイルの可能性があるもののさらなる発射を行う可能性があり、日米の連携強化が必要」と指摘。ロシアのウクライナ侵略が継続する中で主要7カ国(G7)が結束してウクライナを支援する必要があり、日本としても最大限の支援を継続するとも述べ、「力による一方的な現状変更は許されず同盟の抑止力強化が必要」と強調した。

オースティン長官は「今ほど日米同盟が強固なことはない」と発言し、日本の敵基地攻撃能力の保有方針などを評価。明日以降シンガポールで予定されている日米韓防衛相会談などへの期待も表明した。

▶ 続きを読む
関連記事
日本はもがみ型護衛艦のニュージーランド輸出を推進。日豪NZの防衛協力強化と相互運用性向上を狙い、中国の海洋活動への対応も視野に協議が進む
戦後の厳格な制約の下、致死的兵器の輸出はほぼ完全に禁止されていた日本の防衛産業。日本の防衛産業の成長と米国の調達改革が組み合わさり、同盟国全体の防衛産業のあり方が大きく変わる可能性がある
イラン戦争による在庫の大量消費に伴い、米国の武器引き渡しが台湾だけでなく、日本および欧州同盟国向けの遅延している
日・ラオス外相会談が開催。中国共産党の「一帯一路」による過度な債務依存に苦しむラオスに対し、日本は「自律性・強靱性」の強化を支援。高市総理が掲げる「パワー・アジア」を通じ、中共の脅威を防御する
米海兵隊は富士演習場でHIMARSの実弾訓練を実施。機動性と精密打撃能力を活かし、台湾海峡を含む第一列島線での抑止力強化を図る。日米協力のもと、対中戦略の一環として運用が進む