カナダ、中国外交官を追放 外相「内政干渉は容認しない」
カナダ政府は8日、野党・保守党のマイケル・チョン議員と香港在住の親族を脅迫したとして、在トロント中国領事館の外交官・趙巍氏の追放を発表した。
ジョリー外相は声明で「私たちは内政干渉を一切容認しない。カナダにいる外交官たちには、このような行為に関与すれば本国送還になると警告している」と強調した。同氏は趙巍氏を外交上の「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましくない人物)」に認定した。
カナダ外務省は4日にも、中国の情報機関がチョン氏と香港在住の親族を脅迫しているとして、駐カナダ中国大使を召喚して抗議した。チョン氏も同外交官の追放を求めていた。
関連記事
米加貿易交渉の決裂背景にある、メキシコ・カナダを経由した中国製品の「大規模な積み替え貿易(関税逃れ)」の実態を論評。USMCAの優遇措置を悪用する問題点と、北米3か国が直面する現実的な選択肢を解説します
カナダと米国の対立背景にある「経済安全保障」の課題を解説。米市場へのアクセス維持と中国への依存回避という板挟みのなか、CUSMA交渉でカナダが直面する主権と強靭な戦略的バランスの必要性に迫る論評
トランプ米政権の発足以降、治安悪化やインフレへの不満を背景にラテンアメリカで右派政権への転換が加速。「ドンロー・ドクトリン」のもと米国が介入を強める中、保守化が進む中南米の政治情勢と課題を分析します
パナマ運河で水不足が深刻化し、9月4日から通航船舶数を制限する。米国湾岸から日本への原油輸送にも、遅延や通航料上昇の影響が出る恐れがある
コロンビアのM7.4地震で、死者が254人に上り、5千棟を超える建物が損壊した。当局は、死者数が今後さらに増える見通しだと警告