中国ハッカーの数、米国サイバー専門家の50倍=FBI長官
米連邦捜査局(FBI)のレイ長官は27日に開かれた下院歳出委員会で、中国のハッカーが米サイバー専門家の数を50対1で上回っていることを明らかにした。サイバー戦術に重点を置く中国に対処するため、さらなる予算が必要だと警告を発した。
下院は26日、債務上限問題を解決する法案を可決した。この法案ではFBIの予算が22%削減される見通し。FBIのサイバー対策能力の低下を招き、国家安全保障に悪影響を及ぼすことが懸念されている。
「米国を追い越すために、嘘をつき、ごまかし、盗みを働くといった戦略を取っている」とレイ氏は説明した。さらに「中国のハッキングプログラムは、他のすべての国を合わせたものよりも大きい」と述べた。
関連記事
FBIのジェームズ・コミー元長官が、2016年の機密文書漏洩をめぐりスパイ法違反などで3度目の起訴を受けた。公訴時効の延長を目的とした刑事訴状の提出に対し、コミー氏は司法省による権力乱用だと強く批判している。一方、司法省は広く認められた手続きであると強調した
元FBI幹部2人がハンター・バイデン氏のラップトップを巡る議会証言で虚偽の供述をしたとして起訴された。FBI長官は議会への嘘はシステムの根幹を揺るがすと批判している
米国の新規失業保険申請件数が19万4千件に減少し、約57年ぶりの低水準に迫った。企業の採用活動は低調だが、解雇も少なく、雇用市場は底堅さを維持。イラン戦争による経済への影響が懸念されるなか、「採用も解雇も少ない」状況が続く
米国人の33%が、死刑執行に失敗した死刑囚への再執行を支持。一方、39%は終身刑への減刑を支持した。テネシー州では薬物注射による死刑執行に失敗し、受刑者が生還する事例が発生。死刑制度のあり方が改めて問われている
中国共産党がSNSの偽アカウントを使い、米国社会の分断をあおっていると米上院議員が警告。法輪功や神韻芸術団を標的とした偽情報工作、米国政治への介入疑惑が浮上している。専門家は規制強化を求め、米司法省も越境弾圧への取り締まりを進める