オーストラリアのアルバニージー首相は4月26日、日米豪印4カ国の協力枠組み「クアッド」の2023年首脳会議を5月24日にシドニーで開催すると発表した。写真は2021年9月のクアッドの模様。米ホワイトハウスで撮影(2023年 ロイター/Evelyn Hockstein)

クアッド首脳会議を5月24日にシドニーで開催=豪首相

[シドニー 26日 ロイター] – オーストラリアのアルバニージー首相は26日、日米豪印4カ国の協力枠組み「クアッド」の2023年首脳会議を5月24日にシドニーで開催すると発表した。

アルバニージー氏は「オーストラリアで初のクアッド首脳会議をシドニーで開催できることを光栄に思う」と述べた。

関連記事
アルバニージー政権は、西オーストラリア州で統合型レアアース精製施設を建設するため、約451億円の追加投資を発表。豪州政府は、電気自動車や風力発電に必要な希少鉱物の供給拡大を目指し、世界的なサプライチェーン強化を進める。
オーストラリア議会上院は28日、16歳未満のこどもがSNSを利用することを禁止する法案を可決した。対象となるSNSは「インスタグラム」「TikTok」「フェイスブック」「X」「スナップチャット」など。法案は1年後をめどに施行される。
中共に恣意的に拘束されたカナダの元外交官は、豪州上院の調査委員会に対し、市民が海外で恣意的に拘束されることに対して「断固とした対抗策が必要」と訴えた。
オーストラリア統計局が30日発表した第3・四半期の消費者物価指数(CPI)は前期比0.2%上昇し、予想の0.3%を下回る上昇率となった。政府による電気料金の補助やガソリン価格の下落を受けた。ただ、サービス部門の物価上昇圧力を背景に、コアインフレ率はなお粘着的となった。
元英国首相リズ・トラス氏は、中国共産党が「海外社会を破壊しようとしている」と警告し、西側民主主義国家が中共に対してあまりにも軟弱であると批判した。中共による脅威に対応するため、「経済NATO」の設立を提案し、経済的な連携強化を呼びかけた。