ロシアが侵攻を続けるウクライナ東部ドネツク州のパブロ・キリレンコ知事は14日、同州の都市スラビャンスクでロシア軍のミサイル攻撃により少なくとも5人が死亡、15人が負傷したと明らかにした。 写真は4月14日、ロシアによるミサイル攻撃を受けたスラビャンスクで救助活動にあたる救急隊(2023年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

ウクライナ東部スラビャンスクにミサイル攻撃、8人死亡=知事

[キーウ 14日 ロイター] – ロシアが侵攻を続けるウクライナ東部ドネツク州のパブロ・キリレンコ知事は14日、同州の都市スラビャンスクでロシア軍のミサイル攻撃により少なくとも8人が死亡、21人が負傷したと明らかにした。

キリレンコ知事によると、地対空ミサイル「S300」7発による攻撃で集合住宅少なくとも10棟が被害を受けた。警察によると、5階建ての建物の上部2階部分が倒壊したほか、火災が発生した。

ゼレンスキー大統領は「白昼堂々と人を殺し、破壊している」とし、「邪悪な国家が再びその本質を示した」と非難した。

スラビャンスクは激しい戦闘が続くドネツク州バフムトの西方に位置している。英情報機関はこの日、ウクライナ軍がバフムトの一部地域からの撤退を余儀なくされているとの見方を示した。ロシア軍が再び攻勢を強め、激しい砲撃を行っているという。

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