2023年4月1日、中国四川省成都市にある隣同士の集合住宅の住民間で大規模な衝突事件が発生した。(写真は市民から大紀元への提供)

中国・成都の住民衝突で負傷者 専門家「社会不安定への危険信号」

中国四川省・成都市では4月初旬、集合住宅に住む住民同士のトラブルが大規模な衝突に発展した。中国における不動産開発の問題点と、政府当局の不作為が改めて浮き彫りとなった。専門家は、高圧的なゼロコロナ政策の「後遺症」によって社会が不安定化しており、今回の事件は民衆の不満を示す象徴的な出来事だと指摘した。

住民同士の衝突が起こったのは四川省の成都市にある住宅街の一角。マンションの間に建てられた鉄の柵(さく)をめぐって、建築推進派の住民と反対派の住民が激しくぶつかり合った。

インターネットにアップロードされた現場の映像からは、反対派の住民が鉄の柵を押し倒そうとするなか、鉄の柵を倒されまいと押さえる推進派の住民の姿が確認できる。双方の攻防はしばらく続き、最終的には鉄の柵は反対派の住民に押し倒された。

▶ 続きを読む
関連記事
日中関係が冷え込んでいるにもかかわらず、市場データと実際の消費行動は、中国の民間消費における実用主義が当局の政治的動員を上回りつつある
中国広西で、68歳の男性と知的障害のある女性の間に9人の子供がいるとする動画が公開され、生活実態や身元を巡りネット上で議論が広がった。現在、関連する動画や投稿は中国のインターネット上から削除されている
中国共産党は、同党の政権奪取前の中国社会を「万悪の旧社会」と形容し、同党が統治する現在の社会を美化しようとしているが、歴史的資料や証言からその定型句の虚偽性が見えてくる。中には、元国家主席・劉少奇の息子の衝撃的な証言もある
中国では旧正月を前に、多くの人が帰省して家族と過ごすのが習慣である。しかし各地では、賃金の未払いで帰省できない出稼ぎ労働者が各地で見られる
最新の研究によると、中共は新たに「逆向きのファイアウォール」を設け、海外から中共政府の公式サイトへのアクセスを制限していることが分かった