ドイツ教育相、訪台は「通常の業務訪問」 中国の反発受け
[台北 22日 ロイター] – ドイツのシュタルクワツィンガー教育・研究相は22日、前日からの台湾訪問は類似の課題に直面するパートナーとの協力を模索するための「通常の業務訪問」だったと説明した。中国は訪問を「卑劣な行為」と非難している。
中国は台湾を自国の領土と見なし、軍事的、政治的、経済的圧力を強めている。ドイツ政府は現在、これまで緊密だった中国との関係を見直している。
シュタルクワツィンガー氏は台北で記者団に、ドイツ閣僚として26年ぶりの訪台という事実は当然注目されるだろうと指摘。「類似の課題に直面しているパートナーとは協力しなければならない。台湾もエネルギー転換政策や半導体技術の専門性、熟練人材の確保など、わが国と共通の問題を抱えている」と述べた。
さらに、「われわれは世界的に価値観を共有するパートナーと協力している。その意味で、これは通常の業務訪問と言える」と述べた。
関連記事

中共軍で台湾問題を管轄する「東部戦区」は1日、台湾周辺で陸海空軍とロケット軍による合同軍事演習を同日から開始すると発表したことについて、台湾国防部は、中国共産党政権について「国際社会最大のトラブルメーカーだ」と非難した。

トランプ政権の台湾政策や台湾と中国の関係は、現時点ではまだ不透明である。しかし、政権の意図の方向性と基調を示唆する3つの重要な指標がある。

「武統を煽り中共の代弁者となってきた者たちがようやく責任を問われる時が来た」?

「光復香港」の声再び、「香港基本法第23条」の施行から1年、米中国領事館前で抗議集会。

日本と台湾の交流を進める超党派の議員連盟「日華議員懇談会」(会長・古屋圭司)は26日、国会内で総会を開催し、2025年度の活動方針を策定した。