北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は21日、中国はロシアに殺傷力のある兵器を提供するべきでないと改めて表明した。 2022年2月撮影(2023年 ロイター/Ints Kalnins)

中国、ロシアに兵器提供なら違法な戦争支持=NATO事務総長

[ブリュッセル 21日 ロイター] – 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は21日、中国はロシアに殺傷力のある兵器を提供するべきでないと改めて表明した。

ストルテンベルグ事務総長はブリュッセルで記者団に対し「中国がロシアに殺傷力のある兵器を提供していることを示す証拠はないが、ロシアが提供を要請し、中国がこれを検討している兆候が出ている」とし、「中国はロシアに殺傷力のある兵器を提供するべきではない。提供した場合、違法な戦争を支援することになる」と述べた。

中国の習近平国家主席は現在ロシアを公式訪問中。ストルテンベルグ氏は、モスクワでの中ロ首脳会談はロシアと中国が一段と接近していることを示すパターンの一部との認識を示した。

▶ 続きを読む
関連記事
EUが、米国主導の技術サプライチェーン安全保障構想「パックス・シリカ」への参加をめぐり、米国と協議を進めている。半導体やAIを支える供給網の安全確保を狙うもので、中共への依存低減に向けた米欧連携が一段と強まる可能性がある
5月12日、イギリスのスターマー首相は、党内から退陣圧力が強まる中、閣議を開いた。これまで少なくとも3人の閣僚が辞任を表明した
英政府は5月11日、イギリスなどへの敵対的活動に関与したとして、イラン関連の個人・団体など12者に新たな制裁を科すと発表した。制裁対象となった金融機関は、不安定化活動に関係する個人や団体にサービスを提供していた
世界の小売業界を揺さぶる中国系通販大手、SheinとTemuの対立が英国の法廷に持ち込まれた。Sheinは、Temuが数千枚に上る公式写真を使い、模倣品を宣伝したと訴えている
メルツ独首相はまた、ドイツは「米軍の駐留と軍事的支援を我々の側に留めることに、引き続き強い関心を持っている」と述べた