民衆の苦しみを認めず「それは存在しない」とする当局 貧困に沈む大国(2)
(前稿から続く)「これでは本当に悪いよ」「申し訳ないねえ」と感激しながら謝り続け、戸晨風氏に合掌してお礼を言うお婆さん。戸氏と別れて、去りゆくお婆さんの後ろ姿は、なんとも寂しげだった。
以上が、当局が全ネットで封殺した動画の一部始終である。この5分余りの動画は、動画配信プラットフォーム「Bilibili(ビリビリ)」に投稿された後、投稿者である戸氏のアカウントは突然ブロックされ、その後のライブ配信も禁じられた。
この動画のなかで、当局や政府に対する批判などは一切触れていない。
関連記事
中国で広がる粛清の嵐、習近平の身内や浙江派も調査の標的に。SNSまで調べる異常な忠誠審査と、サインを拒み自己保身に走る中共官僚の闇
中国で医療事故で生後5か月の娘を亡くした遺族が警察署に居座り抗議。全国から支援者が駆けつけ、一つの家族の訴えが大きな広がりを見せている
中国で盗撮が産業化。映像は売買され、脅迫や金銭要求に悪用されることも
トム・コットン米上院議員は、越境決済企業Airwallexへの中国系資本の投資について、対米外国投資委員会に国家安全保障上の調査を求めた。米国人の個人データが中国側に渡る可能性に懸念
中共による臓器収奪を扱ったドキュメンタリー『国家の臓器』をめぐり、高雄市議会が超党派で支援決議を可決。中共の越境弾圧や「ロングアーム管轄」に反対する姿勢を鮮明にしました。