中国で今年も「アフリカ豚熱」が感染爆発。豚肉価格の高騰は必至と見られる。イメージ画像。(Scott Olson/Getty Images)

中国で今年も「アフリカ豚熱」感染爆発 減産に飼料コスト高で豚肉価格の高騰は必至

世界で最も多く豚肉を生産し、また最も多く消費する中国。しかし、その中国では、今年もアフリカ豚熱(ASF)が感染爆発している。

中国におけるアフリカ豚熱の流行は過去に何回も起きているが、近年では、ほぼ毎年発生している。疫病による豚の減産や飼料コストの上昇も重なり、中国の豚肉価格の高騰は止まるところを知らない。

こうした状況が常態化している背景もあって、養豚業者は「(中国の)市場には豚熱に感染した豚の食肉が多く出回っている」と警鐘を鳴らす。

▶ 続きを読む
関連記事
中間選挙直前の米中首脳会談は選挙目当ての演出なのか。習近平が抱える国内事情と短期の貿易休戦を読み解き、トランプが「強い立場」から自国の労働者と経済の利益を優先して仕掛けた交渉戦略の意図と背景を論評する
中国当局は半導体やAIなどの先端技術に巨額を投じる一方、家計消費は低迷し、若者の就職も厳しさを増す。投資と借り入れに頼る成長の限界を分析する
中国の経済学者らは、地方政府の債務問題が不動産不況以上に深刻だと警鐘を鳴らした。企業間の連鎖債務は約30兆元に上り、金融機関や不良債権処理会社にもリスクが広がっている
米軍がホルムズ海峡で新たな兵器を投入した。1回の攻撃にかかるコストは、ミサイルを発射するよりはるかに安いという。
中国は人型ロボットを次の成長戦略に据え、政府調達と補助金を大幅に拡大している。一方、現場では低い作業効率や学習データ不足、収益化の困難が残る。国家主導の量産競争は、新たな過剰生産を招くのか