米英豪首脳は3月13日、3カ国の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」において、オーストラリアに次世代原子力潜水艦を提供する計画の詳細を発表した。写真はバイデン米大統領、アルバニージー豪首相、スナク英首相ら。米太平洋艦隊の主要母港であるサンディエゴ海軍基地で撮影(2023年 ロイター/Leah Millis)

豪原潜配備計画、30年代に最大5隻 米英と中国の影響拡大に対抗

[サンディエゴ 13日 ロイター] – 米英豪首脳は13日、3カ国の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」の下で、オーストラリアに次世代原子力潜水艦を提供する計画の詳細を発表した。インド太平洋地域における中国の影響力拡大に対抗する。

共同声明によると、バイデン米大統領、アルバニージー豪首相、スナク英首相が米太平洋艦隊の主要母港であるサンディエゴ海軍基地でいわゆるAUKUSプロジェクトの計画を承認。オーストラリアは2030年代前半に米バージニア級原潜3隻を購入するほか、必要に応じて追加で2隻購入することも可能という。

プロジェクトの最終段階では、英国の次世代設計に基づき米国の「最先端」技術を盛り込んだ「三国間開発」による次世代攻撃型原潜「AUKUS」を英豪で製造・運用する。

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