台湾の游錫コン・立法院長(国会議長)は1日、訪問先のワシントンで講演し、中国からの圧力に直面しながらも台湾の民主主義を守ることの重要性を強調した。写真は2007年6月、台北でインタビューに応じる游氏(2023年 ロイター/Nir Elias)

台湾立法院長が訪米、民主主義保護の重要性強調

[ワシントン 1日 ロイター] – 台湾の游錫コン・立法院長(国会議長)は1日、訪問先のワシントンで講演し、中国からの圧力に直面しながらも台湾の民主主義を守ることの重要性を強調した。

游氏は「国際的信教の自由(IRF)」サミットで行った講演で、台湾は中国語圏で唯一の民主国家だと指摘。台湾は世界の重要なシーレーンの中心に位置するほか、半導体の主要な製造拠点という戦略的重要性を強調し、「台湾を守ること、特に台湾の民主主義を守ることが極めて重要だ」と述べた。

「台湾が中国共産党の勢力圏に陥れば民主主義の灯火が消える」とし、「全世界に脅威が及ぶ」と警告した。

▶ 続きを読む
関連記事
香港民主化の象徴・黄之鋒氏。出所目前で再び長期刑か。最高で終身刑も
台湾・花蓮県政府が地域ブランド「花蓮禮好」として第102回東京インターナショナル・ギフト・ショーに出展。地元12ブランドが手掛ける食品や大理石工芸、ヒノキ精油など、山と海が育んだ逸品を日本市場へ発信します。9月4日まで開催。
台湾人の中国渡航リスクが増大。台湾の大陸委員会によると、2024年以降、失踪や留置、拘束の疑いがあるケースは426人に。上海では「政治に関係」と6時間尋問され、携帯やLINE、WhatsAppまで確認された事例も。
中国企業が高額な給与やペーパーカンパニーを使い、台湾の半導体技術者や先端技術を狙っている。台湾では2021年以降、中国企業17社が違法な人材引き抜きの疑いで捜査対象となった
中国側への軍事機密提供に関与した台湾軍の退役少佐と息子らに、台湾高等法院が差し戻し控訴審で実刑判決。次男には懲役16年、退役少佐には11年6か月を言い渡した