1月30日、ジョンソン元英国首相は、ロシアのウクライナ侵攻開始前に行ったプーチン大統領との電話会談で「あなたを傷つけたくないが、ミサイルなら1分で済む」という脅迫を受けたと述べた。2022年8月、キーウで撮影(2023年 ロイター/Gleb Garanich)

「ミサイルなら1分で済む」、プーチン氏が侵攻前に脅し=元英首相

[ロンドン 30日 ロイター] – ジョンソン元英国首相は、ロシアのウクライナ侵攻開始前に行ったプーチン大統領との電話会談で、「あなたを傷つけたくないが、ミサイルなら1分で済む」という脅迫を受けたと述べた。

ジョンソン氏はBBCのドキュメンタリー番組で、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟の見通しについてプーチン氏から尋ねられ、「しばらくは」ないと返答したと説明。

それに対し、プーチン氏がミサイル攻撃で脅迫する発言があったと明かした。電話会談はジョンソン氏が昨年2月にキーウ(キエフ)を訪問した後に行われたという。

ロシア大統領府のペスコフ報道官は、ジョンソン氏の発言は真実ではなく、「より正確にはうそ」だと記者団に語った。

関連記事
イタリアのウルソ企業相が、EUの2035年以降のエンジン車販売禁止計画について見直しを2025年から来年に前倒しするべきと表明。環境相も「企業や労働者が将来を見通せるようにするため」と強調
EUが7月5日から中国製EVに課した新関税により、7月の登録台数が減少。特にMGモーターとBYDには最大46.3%の関税が可能性があり、Dataforceによると7月の登録は前年比9.7%減。欧州委員会は中国の不十分な対応により高関税を課しており、EUと中国の交渉の結果次第で11月に関税が恒久化する可能性がある。
イタリアが開発したレアアースを使用しない新型EVモーター「Spinrel」は、EU市場で中国依存を減らし、環境影響も削減する可能性を持つ。この技術はEUの重要原材料法により、原材料の自立性強化とリサイクルの推進が期待される。
パヴェル・ドゥロフ氏は、ソーシャルメディア「テレグラム」の創業者であり、複数の国籍を持つ。彼はフランスで拘留され、マネーロンダリングや過激派活動などの容疑で捜査を受けている。ドゥロフ氏は、約155億ドルの資産を持ち、フランス、ロシア、UAE、セントキッツ・ネイビスの国籍がある。
8月26日、フランスのマクロン大統領は、TelegramのCEOであるパベル・デュロフ氏の逮捕に政治的な動機は […]