木原誠二官房副長官は27日、閣議後の記者会見で、ロシアに対して資産凍結や軍事関連の輸出禁止措置を講じる方針を明らかにした。写真は、首相官邸の前景。2022年9月9日に撮影。(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

対ロ制裁、資産凍結や軍事関連品の輸出禁止へ=木原官房副長官

[東京 27日 ロイター] – 木原誠二官房副長官は27日、閣議後の記者会見で、ロシアに対して資産凍結や軍事関連の輸出禁止措置を講じる方針を明らかにした。

木原官房副長官は、ロシアによるウクライナ侵攻に対し主要7カ国(G7)をはじめとする国際社会が結束して断固たる決意で対応していく必要があるとした上で、「ロシア向け軍事能力等強化関連汎用品等の輸出禁止措置、ロシア関係者の資産凍結、軍事関連団体の輸出等にかかる禁止措置に取り組む」と述べた。

岸田文雄首相の長男で首相秘書官の岸田翔太郎氏が、首相の英仏訪問時に公用車を使用して観光地巡りをしていたと一部で報じられたことに関しては、点検を行った結果、「個人の観光動機による行動は一切なく、首相秘書官として不適切な行動はなかった」と述べた。

関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。